現代のカメラは、動画と静止画どちらもきれいに撮影できるものがほとんどで、その区別が曖昧になっています。
しかし、動画は得意な方でも、静止画、つまりスチール写真は苦手と感じる方々がいるかもしれません。写真教室を運営する身としては、この点について考えてみる価値があると思います。
動画と静止画の基本は共通しています。それは、「美しい画を作ること」です。
しかし、この目標を達成するためには、入念な準備が必要です。
例えば、コーヒーとスイーツを楽しむひとときを表現したい場合、以下のステップを踏みます。
【STEP①】どのような画像を撮影したいかをイメージする
柔らかい雰囲気なのか、かっこいい感じにするのか、まずは写真のイメージを明確にしておきましょう。
作業を整理するために、ラフスケッチを作成することをおすすめします。このスケッチは、どれだけ初心者であっても、アイデアを整理しやすくするために役立ちます。
例えば下記のようなもの。頭の整理のためなので、簡単で構いません。
【STEP②】必要な道具をリストアップ
撮影の主役であるコーヒーカップやケーキ、ケーキ皿をセッティング。
後ろに花瓶を写すなど、背景の演出もここで考えておきましょう。
【STEP③】光の位置を決める
レフレクターボードなどを設置し、光の演出を考えます。それによってカメラのF値や露出の設定も検討しましょう。
ここまでやってようやく撮影に取り掛かります。
こういったプロセスは、静止画と動画の両方に共通するものです。
ただ漠然と撮りたいものを撮るということからは卒業し、「どんな写真を撮りたいのか」から考える習慣をつけてみてくださいね。
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